シジミチョウ科の蝶の幼虫。絶滅危惧II類。
ピンク色で可愛らしい姿の幼虫。胸脚が黒いのもグッドデザイン。
でもなんかえげつない生態をしている。
途中までワレモコウの葉を食べて育つが、途中から自らをアリにわざと巣に運ばせてアリの幼虫を食う。身体から甘い汁を出してアリに生かしてもらう作戦らしい。
毎度思うんだけど、どういう経緯でこういう生存戦略を思いついているんだろう。こんなわけわからん生態してるから絶滅しそうになってるんじゃないの。(どの種類のアリでもいいわけじゃないそうだし)アリに見つけてもらえなかったらどうするんじゃ。
アリの仲間的な振動を出して仲間だと思わせているみていな記事を読んだことがある。だから巣の中では手厚くもてなされているんだとか。ホラーすぎ
ちなみに成虫になったら魔法が解けて、アリの攻撃対象になるため急いで巣から脱出せねばならない。心休まらない人生だな…
シジミチョウ科のいもむしは、イカレた生態の奴らが多いので非常におすすめ。
コメント