クワガタのさなぎパイの作り方

皆さん、クワガタムシのサナギを見て何か思うことはありませんか。

そもそも、クワガタのサナギを見たことはありますか?

↓以下、クワガタのサナギ画像↓(※苦手な方はご注意ください)

オオクワガタの蛹(photoACさんより拝借)

どうですか?めちゃくちゃパイっぽくないですか?

画像からバターの香りすら感じます。

一度そう見えてしまうともうサクサクとしたパイ生地にしか見えません。このままでは欲望に負けておもむろにクワガタのサナギを食いかねないので、理性が働いているうちに実際にパイを焼いてみることにしました。

それにしても何層にも重なったパイ生地を作る根性は備わっていませんので、冷凍パイシートを使っていくこととします。以下がその手順です。

クワガタのサナギパイ作り方

見切り発車のお菓子作りだったため全ての工程がテキトーである。焼き上がりも運任せ。

一つポイントをあげるとしたら、パイ生地が溶け始めると角の形成が上手くいかず羽化全不可避蛹になってしまうのでスピーディに作りたい。生地が柔らかくなってきたなと感じたら焦らずもう一度冷凍庫で冷やすとよい。

そうして焼く前のサナギの姿がこちら。

焼く前のサナギ

すでにめちゃくちゃサナギじゃないですか?卵黄の照りが美味しそうです。

この時みたいに少ししか卵黄を使わない料理って余った卵の使い道に困りますよね。筆者は卵スープにしています。他にいい使い道があれば教えてください。

そして焼き上がりがこちら。

焼けたサナギ①
焼けたサナギ②

とってもサナギ。

味はパイなので普通においしい。ただ、具に対してパイ生地が多いので、味が薄くパイパイしくなってしまうのが欠点かもしれません。

手に持たれたサナギ

手に取ったサイズ感も何ともサナギで、デリケートなサナギを無造作に掴んでいるような背徳感もミソ。

焼きあがったパイを自信満々で母に「どう?クワガタのサナギ型パイ焼いてみたんだけどちゃんとサナギに見える?」と聞いてみたところ、「普通の人類はクワガタのサナギなんか知らんよ」とぶった切られました。ひどすぎる。

そんなわけで、ネットの海のクワガタのサナギを知る者たちに「すごい!ちゃんとクワガタのサナギだね!」と言ってもらうためにこの記事を書きました。

ぜひ皆さんも作ってみてください。今回はオオクワガタを作りましたが、好きな種類のクワガタで作ってみても楽しいと思います。

ではまた。

生地に対して具が少ないなあ

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